こんにちは。サンシロウです。
独身の弱者男性です!
結婚できる気がしません。
でも同じ気持ちの人、いっぱいいるんじゃないかな?
そこで、なぜ現代の社会で未婚率が増加しているのかを考えていこうと思います。
◆我々ホモ・サピエンスの生存戦略
結婚について考える前に、なぜ我々ホモ・サピエンスが地球上で最も大きな勢力かつ唯一人類種の中で今日まで生き残ってきたかを考えてみましょう。
元来、人類というものは我々ホモ・サピエンスだけではなく、ネアンデルタール人やホモ・エレクトス、デニソワ人などの多様な種が存在していました。みな道具や火などを上手に扱い、高い知能を持っていた種です。そんな中、なぜホモ・サピエンスだけが生き残ったのか?身体能力が高かったから?いや、身体能力でいうとネアンデルタール人のほうがホモ・サピエンスよりもはるかに優れていました。ではどうしてか?これは、ホモ・サピエンスは「フィクション」を駆使することができたからである。と、「サピエンス全史」にてユヴァル・ノア・ハラリは論じています。

サピエンス全史
上巻・下巻
ユヴァル・ノア・ハラリ 著
柴田 裕之 訳
河出書房新社
フィクションを駆使することが出来ることにより、神話や宗教が生まれ、集団の結束できる規模が広がる。つまりダンバー数が拡張するのです。そのため、ホモ・サピエンスの集団はより大きな集団に成長し、他の人類の集団に打ち勝つことができ、淘汰された結果がホモ・サピエンスの独り勝ちということになります。このようにホモ・サピエンスは個の力で生存するのではなく、集団としての力をつけることにより地球の支配種へと成り上がりました。
◆結婚とは
そのようにホモ・サピエンスが社会性を獲得していく中で、弱者を効率的に守っていくシステムとして「恋愛・結婚」が生まれてきました。身体的に強い男性が女性のパートナーを持ち、その女性と2人の間に生まれた子供を守っていく。そのシステムが社会を維持していくのに効率的で都合がよかったのです。このシステムによりホモ・サピエンスは強固な集団を作り上げることができました。どこの国や部族を見ても結婚、またはそれに類似した慣習は存在しています。すなわち、結婚はホモ・サピエンスが発展するために必然的に生まれたシステム・社会規範なのです。
また、その結婚を円滑化するためのシステムとして「男尊女卑」というシステムが利用されてきました。女性は上昇婚という本能的に自分と同等以上の男性しか好きになれない傾向が強いので、社会的に男性の地位を上げることによって結婚というシステムからあぶれる人を減らそうというような考えだったのかもしれません。
◆社会の変化
しかし、近年はこの「男尊女卑」というシステムは男女不平等という観点から廃れ、男女共同参画社会を目指す動きが活発になり、今では男女の社会的格差も昔よりも目立たなくなってきたといえるでしょう。
しかしこれによりカーストの低い男性が結婚というシステムからはじき出されてしまう事態が発生しました。上昇婚の気質を持つ女性に見向きもされなくなってしまったためです。すなわち、「弱者男性」という結婚へのハードルがとても高いタイプの人たちが生まれてしまいました。
さらに、現代社会で叫ばれている「多様化・個人主義」、これは完全にホモ・サピエンスの強みである「個を捨て社会性を獲得した」という性質と逆行しています。このようになってしまったのはなぜでしょう。
それは近代化の性質によるものでしょう。元来、本能と社会制度というものは矛盾するものです。近代化というものは今までの社会制度を疑問視し、本能が評価されていきます。この近代化の流れの中で男尊女卑という旧時代の社会制度が疑問視され、次のフェーズとして結婚というものもその対象に上がってきているのかもしれません。現に、今までの結婚のシステムを改めようと同性婚を推進する動きなどが活発になってきています。

◆個の幸せを追求する時代へ
近代化の流れにより結婚というシステムが疑問視され、それに付随するシステムも否定されている現代はもう結婚は人生のオプションでしかないのかもしれません。「大学進学」や「一軒家の購入」と同じように「したい人だけすればいい」というレベルのカジュアルなものに格下げされている時代になるのでしょう。
2020年の統計によると生涯未婚率は女性が17.8%、男性は28.3%となっています。女性は5人に1人、男性は4人に1人が人生で誰とも結婚しないという選択をしています。しかも、生涯未婚率の統計は5年に1度の調査なので、2024年現在はもっと上昇していることでしょう。恐らく、女性の4人に1人、男性の3人に1人は生涯未婚となっているでしょう。
結婚「しない」のではなく「できない」という人も多くいます。国の制度の不十分さや経済的な理由で結婚に至れない人たちが多々いるでしょう。しかし、結婚「しない」人が増えているのも事実です。結婚せずとも幸せになれる、結婚しないほうが自由でいいなどの「家庭」よりも「個」を尊重する、今の時代に沿った生き方をしている人も多々いるのでしょう。
これからは社会制度である結婚というものに縛られず自由な生き方をする人たちが増えていく時代でしょう。このような時代になっては、政府が未婚率への対策を打とうが未婚率の増加は避けられないのかもしれませんね。また、それに伴い少子化も加速していくことでしょう。日本は2004年の1億2784万人という総人口から急速に減少し、2024年現在は1億2378万人と20年で406万人もの減少となっています。この状況だと2050年には9515万人、2100年には4771万人まで人口が減少してしまうのではないかという推計が出ています。ここまで人口が減るとさすがに国力もかなり衰退するでしょうが、それは時代の流れとして仕方のないことなのでしょう。
様々な生き方が自由に選べるようになった現代では結婚するしないもオプションのようなもので、結婚しなくとも楽しい人生が送れるということでもあるのでしょう。「集団」よりも「個」の時代で、近代化の流れの中で「結婚」という社会制度の評価が下がってきたことにより未婚率はどんどん上昇しているのですね。(もちろん理由はそれだけではないですが)
ちなみに私は結婚「したい」側ですが俗にいう「弱者男性」というもので容姿はアレですが収入のほうは同世代よりもちょこ―っと良いぐらいですし将来的にもまあまあな感じはしてるので悪い物件ではないはずなんだけどなぁ 結婚する気マンマンなのに未婚率上げちゃってるんだよなぁ
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