地獄の新入社員研修!過去事例から学ぶ一発でわかるブラック企業

周りから「君が入社するとこみんなブラック企業だね」と言われています。どうも、ブラック企業ハンターです。

私は新卒で入社した企業から数えて、現在働いている会社で5社目です。なぜ4回も転職して現在に至るのか?それは、以前の4社ともすべてがブラック企業だったからです!そこで、個人的な過去事例からブラック企業の事例と見極め方を見ていきましょう。

1.地獄の新入社員研修!超体育会系企業

大学生時代、就活大変そうだな~と思いながら卒論も同時進行していました。しかし、いざ就活を始めてみると2社目の小売業総合職でなんと内定を獲得しました。しかも同時進行していた卒論がとてもキツく、「もうこの内定出た会社でいいんじゃないかな」と思い、内定を獲得した会社に就職を決め、後は卒論に多大な時間を捧げました。その時の私は、有名なところだし大丈夫だろぐらいに考えていました。実際、その会社は小売り大手で北海道民だったら知らない人はいないぐらいの知名度もありました。しかしその考えは甘かったのです…。

入社後、業務に関する簡単な研修は店舗で行われましたが、その後外注の研修会社による「新社会人研修」なるものがあると聞かされました。入社直後に直属の先輩から「ご愁傷様です」と言われたあたりから嫌な予感はしていましたが、まさかこれのことかとドキドキしつついざ研修へ。

研修場所はなぜか山奥の施設。なんで民家も何もない山奥の建物なのだろうと考えつつ待機していると教官が入ってくる。するといきなり「起ィィィィィィ立!気を付け!おはようございます!!!」と教官が叫ぶ。つられて我々も「おはようございます!!」と返事をするも「声が小さい!もう一度!」このやりとりを十数回繰り返す。やっと終わったと思ったらいきなり「あなたたちは社会に出たばかりの未熟な世間知らずの青二才です。会社でも全然使えません。この研修は社会人の基礎の心構えをたたき込み、あなた方がきちんとした社会人になるためのきっかけをつくるものです。」と言われました。おいおい、いきなり人格否定かよと思いながらもあることに気付きます。あれ?O君がいない。入社式で話したんだけどな。後でO君と同じ店舗に配属になった同期に聞きましたが、研修の話を事前に先輩に聞いて嫌になって研修前に退職したそうです。確かに、それぐらい凄まじい研修でした。喉を潰すほど声を出さないと罵倒され、暗示みたいな教訓を覚えないと罵倒され、人格を否定され、飯は美味しくないし風呂は15分、23時消灯でしたが教訓を覚えないといけないので寝れません。4時半に起床し身支度し、6時には研修が始まります。研修中2人が倒れました。

最年少のW君は施設から逃げ出す算段を立てていましたが、夜間の山奥ということもあり、制止しました。最終日、ようやく研修が終わり喉がつぶれた同期たちと苦しみを乗り越えた喜びを分かち合いました。下山後、同じ店舗に配属の男性陣W君とK君と一緒にケンタッキーに行き、チキンバーガーを食べました。娑婆の味に思わず涙を流しそうになり、その後の一服は人生で一番美味しいものだったでしょう。

その後、やはり時代錯誤な研修を採用しているまともじゃない会社と皆が判断したのか次々に同期が辞めていきました。私も後を追うように退職しましたが、その頃には同期の数は半分近くになっていました。会社自体もワンマン経営・家族経営で社員に対してのポストも少なく、若い人が居つきにくい環境でした。社長や会長の方針次第でほかの社員があまり意見もできず会社が経営されていく環境はあまり将来性が見出せませんでした。

ちなみに、この研修の件ですが某製薬会社でも同じ研修を採用しており、そこでの研修の際自殺者を出しているそうです。ネットでも調べてみましたがこの研修を受けた多くの人が研修に対しトラウマを抱えているようです。研修会社のGoogleレビューもひどい…

2.廃業前提!成長させる気のないつなぎ要員

次に私が就職したのはある学習塾でした。小中学生に5教科を教えたり、教室の運営・管理、生徒たちの進捗管理や保護者との面談等を行っていました。そうです。ほぼ全部の仕事を請け負っていました。なぜなら、塾長が教室に顔を出すことがほとんどなく、ほぼほぼ私だけでその教室を回していたからです。どうやら、少子化による業績不振によりほぼ閉校が決定していたそうです。なので従業員を育てるつもりもなく、ほとんど投げっぱなしのような状態になっていました。成長できずに悩んでいました。そんな中、会社の事務員さんが紹介してくれた仕事に転職することにしました。

ちなみに、ここの学習塾は私が辞めた半年ほど後、ラーメン屋さんになってました。

3.昭和体質!パワハラ・セクハラなんでもあり

学習塾の運営会社の事務員さんに紹介してもらった仕事が、工事における水道・排水・空調・換気・消火等を施工する「サブコン」の施工管理の仕事でした。図面を書いたり業者と施工の打合せや工程の調整をしたり、資材の発注をしたりします。覚えることが多いので「5年で半人前、10年で1人前」と言われる業界だそうです。なので未経験だからこそ必死に食らいつこうと1年目はがむしゃらにいろんな知識を吸収しました。2年目になると小さな現場を任されるようになり、なんとかやり切りますが、その後にいきなり大きな現場を担当させられます。初めは上司がサポートしながらやるからと説得されますが、いざ始まってみると完全に孤立無援です。騙されたのです。遠い現場だったので朝は6時に出発、現場が終わって会社に戻ってくるのは19時半頃でした。その時間になると会社に戻っても社長しか残っていません。当然新人が1人で進めているので所々にミスが生じており、その点で社長にお説教をくらいます。1時間ほど説教を受けると社長は帰宅し、会社には私一人になります。そこから次の作業で使用する図面の作成や材料の拾い出し・発注などの作業を行います。1人で進めるのでわからない部分があっても聞けずに、自分で調べて解決するしかありません。さらに時間は気づけば丑三つ時です。結果、間違いが生じ現場から戻っては社長のお説教からの地獄の残業という無限ループです。しかも、「新人で能力が不足しているから」という理由で残業代は全く出ませんでした。月250時間ほど残業していたんですがね。睡眠時間はよくて1日3時間。2時間程度の時も珍しくありません。しばしば信号待ちで寝落ちしていました。(危ない!)

その会社での忘年会の際、「できない社員に喝を与えよう」的なノリでまず女装をさせられました。その後体中に油性ペンで落書きをされてその状況をビデオに撮影されました。その後その状態で飲み屋街に連行されます。忘年会の本番がスタートです。2,3日は落書きが落ちませんでしたね。

こんな時代錯誤のパワハラセクハラ過労三昧の会社で働き続けた結果、見事体を壊しまして同時に鬱になりしばらく働けなくなりました。

4.会社の金を使い込むキチ○イ経営者!

半年ほど何もできず家にこもりきりになり、そろそろヤバいと思って仕事を探し出します。その時は、まともな会社を見つけるためのつなぎでアルバイトを探していました。そんな中とある運送会社のアルバイトの求人がヒットします。条件も悪くなさそうなので応募すると面接会場に近所の喫茶店を指定してくれました。当日喫茶店で相手を待っているとパーカーに下はスウェットでロン毛というガラの悪い男が現れました。なんとその人が運送会社の社長でした。風貌に少し驚いていましたが、即採用をもらいました。アルバイトだしいいかと思い仕事を始めることにします。仕事を始めて気になったのがオフィスに通されないこと。ある時気になって聞いてみたら立ち上げたばかりの会社でオフィスは準備中とのこと。そんなものなのかと軽く考えしばらく働いていましたが、ある時アルバイトで働いていると思っていた自分がなぜか正社員で登録されているということを知ります。確かにアルバイトの求人に応募したはずなのになぜだと困惑しつつも、仕事がないよりいいと考えてしばらく働いてみることにしました。始めのほうはあまり問題もなく会社の規模を拡大しながら働いていましたが、入社から1年ほど経ったある日、給料が振り込まれていませんでした。社長に聞くと1週間待ってくれとのこと。1週間後振り込まれました。しかし次の月の給料もまた給料日に振り込まれていません。社長に聞くと1週間待ってくれというので1週間待ったが振り込まれず。また聞いたらさらに1週間待ってほしいとのこと。さらに1週間待つが振り込まれません。また聞くと来月には払うからとの回答。待つが支払われず。問い詰めると会社の資金が赤字のため全然なく、給料を支払える状況ではないとのこと。これから仕事をしたら1日1,000円ずつ支給するのでそれでなんとか凌いでほしい。経営を立て直したら未払いの分に色を付けて支払う。との話をされたので我慢して1日1,000円で生活をして会社を立て直すことにしました。携帯が止まりガスが止まり、鍋で沸かした湯で体を洗ったりもしました。食べるものに困りしばらく豆腐を1丁だけ食べる生活を続けうんちが白くなったりもしました。そんな生活が1年程続いたある日、社長が新しいハイブランドのバッグや財布、高ーーいスニーカーを身に着けているのです。いろいろ探っていくとどうやら社長が会社の資金を個人的に使い込んでいるとのこと。会社の経営が傾いたのも社長の浪費癖によるもので、それにより飯もまともに食えていない従業員の前で社長が稼いだ売り上げを使い込む。まさに鬼畜の所業である。しかし諦めて転職しようにも1日1,000円の生活ではその日食べていくのがやっとで転職活動をしている余裕がありません。そんな時、前に働いていたサブコン時代の元同僚が今何してるのか連絡してきて、現状を話すと今彼がいる会社を紹介してくれました。そのおかげでなんとかこの運送会社を辞めることができたのです。

しかしこの話には後日談があるのですが、ここの運送会社、社員の保険や税金等一切支払っておらずずっと滞納していたのです。その結果、辞めた後に個人的に請求が飛んできて結果的に仕事をしていたのにお金を稼ぐどころかマイナスにさせてきたのです。

まとめ

以上、4つの事例を紹介してみました。ブラック企業にもいろいろなブラック企業があるのですね。これらの事例からブラック企業の特徴・ブラック企業になりやすい会社をまとめてみると

  • 一族経営やワンマン経営である
  • 厳しすぎる研修を取り入れている
  • 経営不振に陥っている真っ最中
  • 社員の教育制度が整っていない
  • 若手が定着しない
  • 求人の条件と採用後の条件が異なる
  • 社屋やオフィスを構えていない
  • 夜中でも会社の電気が点いている

これらの特徴を持つ企業には特に注意しましょう!転職を考えている方・転職活動をされている方はこういう企業もあるんだということを知っておいてください。ブラック企業に捕らわれないように!

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