こんにちは。医療の素人、サンシロウです。私は普通科の高校を卒業し大学のデザイン科を卒業しました。仕事においては家庭教師や塾講師、建築業界の管理職やホームセンターの総合職などおおよそ医療分野とは全く関わりのない人生を送ってきました。そんな私が、医学界の最も素晴らしい発明は何かということを考えてみます。
この記事はおっさんが野球中継を見ながら「あー!今のはチェンジアップじゃないだろ!」とテレビに向かってぼやいているのを記事にしたようなものです。
◆第3位◆
麻酔

大昔では痛みを伴う治療や手術の際、間隔を麻痺させるために麻薬などを使用していた記録が残っています。きちんとした形の麻酔が生まれたのは意外と最近で、1845年にアメリカの歯科医が亜酸化窒素を利用した笑気麻酔を抜歯の際に利用しました。また、そのすぐ後に同じくアメリカの歯科医のひとりがエーテルを麻酔として利用した初めての公開手術を行い、成功しています。しかし、エーテルは高い引火性を持つという点と動物に対して重篤な副作用を生じさせる可能性があるという点で安全性について疑念が生じ、現代ではエーテルに代わる麻酔としてセボフルラン等が使用されています。
きちんとした麻酔が誕生する以前は多くの人々が痛みに耐え苦しみながら手術を受けていました。中には手術中に痛みに耐えきれずショック死する患者もいたようです。患者が痛みを感じたまま手術を行うと、患者が暴れたり予想外の反応が起きることで手術にも悪影響が生じます。麻酔の発展は患者の苦痛を緩和し医者にとっても安全に開腹手術等を行える偉大な功績だったといえるでしょう。
◆第2位◆
ワクチン

ワクチンが生まれた要因となった病気が「天然痘」です。天然痘は感染力が非常に高く致死性も高い感染症であり、過去に何度もパンデミックを起こして大量の人を死に追いやり、時には国家の滅亡という結末をもたらしたりした恐ろしい疾病です。この病に革命をもたらしたのがイギリスの医学者であるエドワード・ジェンナーです。彼は医師として活動する中で天然痘の研究にも取り組みます。そんな中、「酪農従事者が天然痘にかかりにくい」という噂を耳にし、農家を調べていくと、農民の多くが天然痘よりはるかに死亡率が低い「牛痘」という病気にかかっており、牛痘にかかったものは天然痘に感染していないことを発見しました。その後ジェンナーは使用人の子供である少年に牛痘を接種。その少年は牛痘の代表的な発熱等の症状を発症するがその後完治。その6週間後にジェンナーは少年に天然痘を接種するも、少年は天然痘にかかりませんでした。それにより、牛痘による天然痘の予防法を確立。この種痘法が広まり、免疫を毒性の弱い物で代替する「ワクチン」というものが確立しました。ちなみに「ワクチン」の語源はこの牛痘のラテン語からきています。
この「ワクチン」のおかげで人類はあらゆる病気の免疫を獲得し、重篤化を防いでいます。また、天然痘はジェンナーの功績により人類が唯一根絶した感染症となりました。
◆第1位◆
抗生物質

1929年、イギリスの細菌学者であるフレミングがブドウ球菌を培養していたところ偶然培養皿の中にアオカビが入りました。そのカビの周辺だけ細菌の発育阻止が生じており、カビの中に菌の成育を押さえる成分があることがわかり、世界初の抗生物質「ペニシリン」が発見されました。その後イギリスのフローリーとチェインらによる再研究の後、薬品として製品化され大量生産されることとなり、イギリスのチャーチル首相の重症肺炎を治した薬として有名になり、当時発生していた第二次世界大戦の負傷兵の敗血症や破傷風、死亡率の高かった肺炎や産褥熱等も治療できるようになり「世界で一番多くの人命を救った薬」といわれています。
この「抗生物質」の誕生により今まで死を待つしかない状況であった多くの人が救われています。不治の病を治療可能なものにした偉大な発見だと考えています。すごいぜ。
◆番外編◆
解剖学の発展

1543年、アンドレアス・ヴェサリウスという解剖学者が「ファブリカ」という書籍を出版します。この書籍は当時の医学界に大きな衝撃を与えました。人体の構造に関する情報が薄い当時、木版画による挿絵が沢山はいったこの書籍は素晴らしい教本となりました。多くの医者がこの「ファブリカ」より人体の構造について学びました。時は流れ1700年代半ば、イギリスでジョン・ハンターという医師が解剖医学界で暗躍します。(ワクチンの項で挙げたジェンナーの師にあたる人物です。)当時宗教的に人体解剖はタブーとされていましたが、ジョン・ハンターは裏社会の人間を使って死体を買い集めたり、合法・非合法問わず解剖用の検体を収集していました。
彼が解剖により人体の各器官のはたらき等を探っていくことを通じ、かつて主流であった水銀治療や四体液説等の旧弊な医療を否定し、症例によっては自然治癒に任せるという当時の医学界では異端な存在ではありましたが、多くの弟子に彼のマインドを継承することで後の医学界の変革に寄与した人物だという風に考えています。解剖学は人体を知るのに重要な学問です。宗教的なタブーがあるにもかかわらず解剖学を発展させてきた先人たちのおかげで今の医療が在るのではないかと思います。発明とは少し違いますが、解剖学を発展させたという功績は今の医学界を大きく発展させた要因になっているのではないでしょうか。
さて、私が考える医学界の素晴らしい発明について挙げてみました。再度お伝えしますが私は医療分野の経験や知識の全くない完全素人です。情報は鵜呑みにしないようにしてください。おっさんがプロの将棋を見ながら「角!?そこは桂馬だろ~!」って言っているのと同義です。つまりこの記事は「おっさんの戯言」です。略して「おたわ」
さあて、今夜も医学の先人たちを拝みながら水素水飲んで血液クレンジングしてアロエベラの健康食品接種して電位治療で体に電気でも流しましょうか。あ、空間除菌もしとかないとなぁ。